こんにちは😊
川口市ピアノ教室の田中です。
秋になると、中学校では合唱コンクールに向けた練習が本格的に始まりますね。
今年は、田中ピアノ教室でも中学生5人が合唱コンクールの伴奏者に選ばれ、それぞれ本番に向けて練習を頑張っています♪
合唱の伴奏は、ピアノのソロ曲を演奏するのとは少し違います。
自分一人で音楽を作るのではなく、指揮者を見ながら、クラスのみんなの歌声を聴き、一緒に音楽を作っていくことが大切です。
では、合唱コンクールの伴奏はどのように練習していくとよいのでしょうか。
まず大切なのは、譜読みをしっかり行い、楽譜に書かれているテンポで安定して弾けるようにすることです。
伴奏者が途中で止まってしまったり、テンポが大きく揺れてしまったりすると、歌っている人たちも不安になってしまいます。
そのため、最初の段階では片手ずつ丁寧に音を確認し、難しい部分は取り出して繰り返し練習します。少しずつ両手でつなげて、まずは曲全体を止まらずに弾けることを目指します。
そこまでできるようになったら、次は歌いやすい伴奏に仕上げていく練習です。
歌のフレージングやブレスの位置を確認し、「どこに向かって音楽が進んでいるのか」「どこで一度息をつくのか」を考えながら弾いていきます。
ペダリングもとても大切です。
和声の変化や歌の流れをよく聴きながら、響きがきれいにつながるように調整していきます。
また、楽譜に書かれている強弱を守るだけではなく、歌の旋律がどのように動いているかに注目することも大切です。
伴奏が前に出たほうがよいところ、歌を支えるように少し控えめに弾くところなど、歌とピアノのバランスを考えることで、ぐっと音楽的な伴奏になっていきます。
昨日は、中学2年生で「大地のように」の伴奏を練習している〇さんのレッスンでした。
最初の頃に比べて曲全体の流れがとても安定し、止まらずに弾けるようになってきました!
そこで昨日のレッスンでは、さらに一歩進んで、フレージングや強弱、旋律とのバランスなどを細かく確認しました。
ただ音符を正しく弾くだけではなく、ここはどんな歌い方をするところかな?歌っている人が息を吸うのはどこかな?と考えながら弾くことで、伴奏にも自然な呼吸が生まれてきます。
とても素敵な伴奏になってきました♪
合唱コンクールの伴奏は、普段のピアノレッスンとはまた違った経験ができる貴重な機会です。
決められたテンポを保つ力、周りの音を聴く力、指揮を見る力、そして歌を支えながら一緒に音楽を作る力。
伴奏の練習を通して、ピアノの技術だけではなく、誰かと一緒に音楽を作る力も大きく育っていきます。
本番では、クラスのみんなの歌声をよく聴きながら、これまで練習してきたことを発揮して、気持ちよく演奏してほしいと思います。
今年、伴奏に挑戦している5人の生徒さんたち。
それぞれのクラスで、素敵な音楽を作ってくれることを楽しみにしています♪